令和6年（2024）　所信

元旦の能登半島地震、1月2日の羽田空港での日本航空機火災、十干の中で全ての始まりを示す甲辰のスタートとして、大きく出鼻をくじかれた悔しさから始まった年となりました。
被災に遭われた皆様と、空港での事故に巻き込まれた皆様を心からお見舞い申し上げるとともに、被災地のために飛び立とうとして重傷を負われた海上保安部機長、および命を落とされた海上保安部職員の皆様に慎んでお見舞いとご冥福をお祈り申し上げます。
さて、世の中はアメリカでのインフレおよび、ロシア・ウクライナ、イスラエル・ハマスとの戦争により、エネルギーから始まり、食品、小売り製品に至るまで物価上昇が進み、10年前と比較して、暮らしにくさ、生きにくさが浮き彫りになってきたのが昨年でした。コロナ前と、コロナ後で世界が大きな変革がなされたといっても過言ではありません。そして、今後は現在進行形でこれらの変革は続いていくものと考えられます。

わたしたち人間は、年齢・立場・性別関わらず、この先をプラスのベクトルへと動いていくには、世の中の動きを捉え、様々な物事の成り立ちを知り、有効的な自身の未来のために自己投資をしていく必要があります。

世の中は、大きな船に乗り流されて生きていく人々と、人間の絆をより一層磨いて生きていく人々と２分されてきています。この先の世の中はさらにこれらが加速すると考えます。
なぜかというと、AIの進化が止まらないからです。

令和6年、進みゆくデジタル進化とともに、現実が壊れていくことのないよう、様々な手段を用いながら進んでいく。これが自身の描く株式会社アイ企画の運営方針で、この信念に基づき会社を動かしてまいります。
そして、人間にとっての本当の幸せはどういうものか、それを追求し、企画・デザイン・コンテンツづくりに取り組んでまいります。

B e H a p p y !　
人々の幸せな未来を目指して。この大切な石見から。

株式会社アイ企画　代表取締役　KAO（岩本　薫）
Portrait:Saya Ando